タイ猫とお昼寝

FeLV 陰転したFIVキャリアのタイ猫との徒然@バンコク

ヤワラート(中華街)の猫 

2013/01/30
Wed. 09:13


乾季はもう終わったね~なんて話していたら、先週くらいから突然朝晩涼しくなってきました。
この心地いい気候は予告なしに突然打ち切りになるのが常、今のうちに心地よさを満喫おこうと思う今日この頃です。





久々にヤワラート(バンコクの中華街)に行ってきました。
折りしも旧正月(今年は2月10日)準備ムードが高まる中、旧正月用品、食材を買い求める華僑でごった返してました。


(左)道路を横断する旧正月を祝う横断幕   (右)純金(24K)製品を求める人で大賑わいの金行(金のお店)
ヤワラートの旧正月
(左)お祈りの日の儀式用品         (右)お目出度い赤色のアンパオ(お年玉)袋






今回行ったのは、ローカル度100%の庶民向けのお店。
(雰囲気は、地方のローカル線の駅前にある大衆食堂的な感じ)
メニューに英語が併記されているものの、このお店で外国人のお客さんを見たことないんですけど。
以前、食べる事が何より好きな前勤務先の同僚(華僑女子)に教えてもらったのですが、
今のところ何を食べてもハズレなしのお店。 


中華料理
この日は、干ししいたけの戻し方が絶品でした
もっと食べたいけど、お腹の許容量イッパイで二人ではこれが精一杯
ヤワラートなので庶民向け~と言ってもちょっと高めのお値段設定ですが、やっぱりヤワラートの中華は美味美味~


と、普通の食べもんのレポートで終わるはずが、あと5歩でお店を出るというところで目の端に可愛い毛玉が見えました ( ´艸`)







またのお越しを
ありがとねー
この看板猫ちゃんはウィチアンマート猫(原種シャム猫)のおんにゃの子  8歳(避妊済)







ごろごろごろごろ
ごろごろごろごろ
きれいなサファイアブルーのお目目、ポイントの入り具合がビミョウでいいわぁ







んー、なかなか気持ちいいわね
んーそこそこそこ
か、かわえぇがぁ~(*´ェ`*)






お店のオーナーさんとしばし猫談義
かわいてかんわ
タイ語の会話を意訳してます



このウィチアンマート猫ちゃん、名前がシーサワートだそう。
実はシーサワートとはロシアンブルーに似て非なるタイ猫の一種でして、
わかりやすく言うと、シャム猫にロシアンブルーって名前をつけていることに(・・?)
ま、彼女の名前だからいいんだけどね。


オーナーさんは「シーサワートは気難しい子で触られるのをイヤがるのよ~」なんて言ってましたが、
ワタシのシャム猫らぶ❤のオーラが功を奏したのか、シーサワートちゃんには喜んでいただけたようです。
うんうん、ワタシもうれしいよ❤


このお店には、スパラック猫(タイ猫の一種、原種バーミーズ猫)のように全身茶色、
だけど白い手袋と靴下を履いているMIX猫ちゃんもいるそうですが、ワタシが行ったときには2階でオネムちゃん。
看板猫はシフト勤務なのね。



もうひとりの看板猫。
三毛猫ちゃん
この子はものすごく甘えん坊でお接待上手らしいけど、ぐっすりとオネムタイムなのでお邪魔しないように写真だけ




ここが「猫がいる中華料理店」だとわかり、更に特別感がUP。
キャスト全員とお知り合いになるまで通わなくっちゃ(☆∀☆)


今日の記事に登場したタイ猫3猫種については、よろしかったら以前の記事をご覧下さい。 →切手になったタイ猫













怪しいニオイがするわ
あやしいわ

ちょっとゴキゲン斜めのエリザベス・かうぱん













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切手になったタイ猫 

2012/06/22
Fri. 09:47



自分の覚書きとしての記事です。
ご興味のない方はサクッとスルーしてくださいまし。





   





このブログのタイトルにもあるタイ猫
聴きなれないこの言葉に「なんだがや?」と思われた方もいらっしゃったと思います。

タイ猫は猫種の呼称ではありません。 
かうぱんはタイ国で生まれ育った猫だからタイ猫。 紛らわしくてごめんなさいね。





90日レポート()の郵送のため郵便局に行った時、記念切手コーナーで衝動買いしてしまいました。





タイ猫の切手


幻のコレクターズアイテム「タイ猫シリーズ」
現在確認されているタイ猫純血種 5猫種のうち4猫種を集めた記念切手。
実はこれ、10年ほど前に完売しているもので、現在は入手困難なコレクター垂涎の品。
タイ国のネットの世界では1シート500バーツほどで売られてました。(元々の販売価格:30バーツ)
世情を踏まえているのか、シートの状態でなく切り離しているところにセコさ涙ぐましい努力が伺えます。





これらの猫ちゃんを簡単にご紹介します。




ウィチアンマート猫 (แมววิเชียรมาศ)
ウィチアンマート猫
原種シャム猫 Siamese Cat
(日本、欧米諸国で見られる米国で改良されたシャム猫の原種)
タイ語名のวิเชียรมาศはMoon Diamondの意

目: サファイアブルー
顔: マズルに向かって先細りするくさび形
被毛: シングルコートの短毛種
    象牙色の被毛に9つのこげ茶色のポイント

タイ国近代化の父、ラマ5世時代(在位:1868年10月1日~1910年10月23日)には、
王宮、王族邸宅、寺院など、ごく一部でしか飼うことを許されなかった王室御用達のお猫様。
ラマ5世が帰任する在タイ英国大使に下賜した記録が残っていて、それがきっかけとなり英国でシャム猫がブームが起きたとか。
くぅぅ、写真のシャム猫、気品のあるなんて美猫なんでしょう♥ 反則ですね。 

ちなみにタイ国は、ラマ5世が国名をประเทศไทย (Thailand)に改めるまでสยาม(Siam)と言われていました。
タイ語のสยาม(サヤーム)が日本ではシャムと呼ばれたため、日本ではシャム猫と呼ばれるようになったと推測されます。







シーサワート猫 (แมวสีสวาด) 
シーサワート猫
タイ語名のสีสวาดは幸福の意
ラマ2世からแมวโคราช (コラート猫 Korat Cat)の呼称を賜った

目: ペリドットグリーンまたはアンバーイエロー
顔: 独特のハート型(オス猫に顕著に現れるとか)
被毛: シングルコートの短毛種
    毛先に銀色のティッピングがある銀青色(シルバーブルー)   
 
アユタヤ王朝時代(1350年~1767年)には幸福と繁栄の象徴とされ、鍵シッポであればあるほど幸運との民間伝承もある。
タイ東北部ナコンラチャシマ県発祥の雨乞いの水掛け儀式に捧げられた猫。
毛先の銀色が雨粒に例えられ、その鳴き声が雨を呼ぶとの言い伝えがあります。(ほんまかいな?)
この儀式、動物愛護の観点からかシーサワート猫を提供する方がいらっしゃらずほぼ廃れていたのですが、
数ヶ月前にサビ猫で復活していました。

ぱっと見、ロシアンブルーのようですが、お顔はれっきとしたタイ猫。







スパラック猫 (แมวศุภลักษณ์ )  
スパラック猫
原種バーミーズ猫 Burmese Cat
タイ国では原種バーミーズ猫は稀少だが、アメリカ、イギリスには原種とは異なる特徴を持つ改良種が多くいる

目: アンバーイエロー(琥珀色)
顔: 丸顔でマズルは丸っこい
被毛: シングルコートの短毛種
    赤銅色。 ウィチアンマート猫と同じ箇所にこげ茶色のポイントがある猫もいる。

この猫を所有すると、富豪、壮健、繁栄すると言われたため、貴族がこぞって飼っていた猫。
その昔、タイ国と領土争いを繰返したビルマ(現ミャンマー)から渡ってきたと言われる猫で、タイ猫なのにBurmese。
(タイ国とミャンマーの双方が夫々自国が由来の猫と主張しているようです。
隣接するお隣さん同士というのは、歴史的にもいろいろあるようでして。(^^; ) 
タイ語名のスパラックには「性格がいい」の意があり、その昔、主人に従順な戦争捕虜としてのビルマ人を暗に意味しているとかいないとか







カウマニー猫 (แมวขาวมณี) 
カウマニー猫
タイ語名のขาวมณีは白い宝石の意

目: サファイアブルー または アンバーイエロー
   中にはオッドアイ(金目銀目)の猫もいる
顔: ハート型でマズルは短い
被毛: シングルコートの短毛種
    全身純白のソリッドカラー


チャクリー王朝初期(現王朝 1782年~)以前には文書による記録がない歴史の浅い猫。
ラマ5世の愛猫。 
王宮から門外不出の猫で、各国元首からどんなに乞われてもラマ5世が固辞したというエピソードがある。







番外: 切手にはなっていないけど現存するタイ猫純血種の1猫種

ゴンジャー猫(แมวโกญจา)
ゴンジャ猫
タイ語名のโกญจาは鶴(鳥科)の意
โกนจาのスペルもアリ

目: 緑がかった金色 または 薄い金色
顔: 丸顔でマズルは短い
被毛: シングルコートの短毛種
    全身漆黒のソリッドカラーで長くてまっすぐな尻尾を持つ

ラマ5世時代には飼い主の立身出世をもたらす猫と言われていた。

ボンベイ猫(Bombay Cat)とは似て非なる別猫種










以上、タイ猫ちゃんの紹介でした。

実はこの記事、ブログを立ち上げた当初から温めてきたもので、ようやく形になりました。
まだまだ奥が深いタイ猫の世界、この他もちょこちょこ調べていきたいと思います。









おまけ


ワタシのタイ猫

なぁに?
タイ猫
既に絶滅した商売繁盛をもたらす吉祥猫 ガウテーム猫(แมวเก้าแต้ม))がご先祖様にいると思われる

目: エメラルドグリーン
顔: マズルに向かって先細りするくさび形。 マズルは短い
被毛: シングルコートの短毛種
    白黒ハチ割れのバイカラー 白と黒の割合は美しい7:3

お世話係をメロメロにする魔性の一面を持ちながら、微笑と和みをもたらす幸福の猫








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タイ猫ってこんな猫 その1 

2011/06/13
Mon. 15:00


「この子ってガウテーム( เก้าแต้ม )?」
セカンドオピニオンを求めて別の動物病院にかうぱんを連れて行った時、補助士のおにーさんに聞かれたことがある。

タイ猫といえばシャム猫(แมววิเชียรมาศ Siamese Cat)が有名だが、実はその他の猫種もいるのだ。
過去にタイ猫は23猫種もいた。
ガウテーム猫もその一種で、9つの黒いスポットがある白い猫のこと。
商売繁盛をもたらす吉祥猫として珍重されていた。


あら、かうぱんったら由々しき猫の血をどこかで受け継いでいたのね。(うふふ)
と気をよくしていたが、それは大きな勘違いだった。
ガウテーム猫はアユタヤ王朝時代(1351年~1767年)に絶滅していたのだ。 ( ̄― ̄?)…..??アレ??



↓↓ ガウテームってこんな猫 ↓↓
絶滅しているのでイメージをお届けしています    .....カワイクナインデスケド




現在確認されているタイ猫の純血種は5猫種のみ。(6猫種との説もあり)
どんな子がいるかというと。。。


次回に乞うご期待。




お注射の後なので、ちょっとしんどいかな?
おやしゅみ。。。


ゆっくりお休み。


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